【旅エッセイ】台北から台中へ、台湾鉄道を楽しむ【4日目昼】

March 5, 2018

 

〈旅日記1〉 台湾(台北・台中)

 

4日目 昼

 

この日は台灣鐵路(台湾鉄道)に乗って、台中へ向かうことになっていた。

宿泊ホテルを後にして、台北車站(台北駅)へ歩く私たち。

 

改札をくぐる前に、お目当ての臺鐵便當(駅弁)を探して駅構内をうろうろ…

駅の西側売店にて欲しかった種類を見つけ、無事に購入できた。

ついでにコンビニエンスストアでビールも買い、車両に乗り込む。

 

台湾の鉄道システムは日本とほとんど変わらず、とても快適だと思う。

ホームや車両、座席のあちらこちらに、ちょっぴりレトロな感じがするのもいい。

日本で地方の観光列車に乗っているような、のんびりとした空気がとても好きだ。

 

 

台北から台中までは1時間ほどで、あっという間に到着してしまう。

食事のペースがゆっくりな私たちにとっては、食べ終われるか不安なくらい。

指定の座席に座って、おもむろにビールで乾杯!

 

夫との食事は、とても楽しい。

 

食材の話からはじまり、調理法や味つけについてあれこれ言い合いながらお酒をちびちび。

「これならうちでもできるね」「これはこうした方がいいかな?」「こんな風にもアレンジできそう」

など、自宅でもお出かけ先でもおしゃべりし続けるのがいつもの流れ。

アイデアを交換したり、時には共感、時には議論をしながら頭を使って食事をするのが好きなのだ。

 

 

購入したお弁当のひとつ、雞腿便當。

おかずは雞腿(チキンレッグ)と甜不辣(さつま揚げみたいなもの)、滷蛋(煮卵)。

ごはんの上には、青菜の炒めたのや茹でキャベツがしきつめられている。

 

 

日本の駅弁と比べると地味な見た目ではあるが、びっくりするほどおいしい!

おばあちゃんが手作りしてくれるお弁当という感じ。

ほっとするけれど、ビールもすすんでしまう(これも大事なのです)。

 

 

もうひとつは、宜蘭風味便當。

鴨肉の燻製をメインに、塩さば、コロッケ、こんにゃく、青菜など。

 

 

宜蘭風味便當は販売場所や時間が限定されているらしく、出会えたらラッキー。

鴨とさばが大好きなふたりには、これもたまらない。台湾ビールとともに、ぺろりと完食。

 

台湾に来るたびに、ほかのお弁当も試していつか全制覇しようと心に決めている。

 

夫の知り合いの台湾人たちいわく、臺鐵便當は日常的すぎて、特に食べたいと思うものではないようだ。

私も日本の駅弁は特別好きなわけじゃないから、ないものねだりなのかもしれない。

休日の昼間に電車にゴトゴト揺られながら、駅弁を味わうという行為が好きなのだろう。

 

 

台中駅に到着してから、ローカル線の新烏日駅へ移動。

ややこしいけれど、新烏日駅までは歩いてすぐなので迷わないと思う。

 

 

春のようにあたたかい日。のんびりしたムードに、なんだか眠気が… 

ホームにいる人はまばら。しばらくして来た電車に乗り、台中市の中心部に到着。

 

台中車站(台中駅)は、このとき改修工事の真っ最中。

旧駅舎はそのまま残して改装、これから博物館として使われるようになるらしい。

歴史を感じるすてきなデザインなので、嬉しい。再訪する楽しみがまたひとつ増えたな。

 

 

タクシーでホテルに向かうか迷ったものの、街中も見てみたいので歩くことに。

台中の街はコンパクトで道もわかりやすく、歩きまわるのにちょうど良いサイズ感。

ただ段差は多く歩道がせまいので、スーツケースだと少し苦労するかもしれない。

 

 

宿泊予定のホテルが見えてきた!

 

今回選んだホテルは、1969 Blue Sky Hotel(1969藍天飯店)。

旧市街にある、古い建物をリノベーションしていてちょっと変わったデザインホテルだ。

 

 

ホテルのロビーには大きなシャンデリアと、積み上げられたトランクケースの山が。

エレベーターのデザインなども可愛くて、デザイン好き、レトロ好きの人は心おどる空間だと思う。

 

 

外観はこんな感じ(夜に撮影したもの)。

 

 

アンティークとモダンが入り混じる、不思議な建物。

古い映画に登場しそうな、独特のたたずまいにひかれてしまう。

 

チェックインの時間にはまだ早いよう。

スーツケースだけ預けて、散歩がてらお茶を飲みに行くことにした。

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